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釈阿理のひとり言

最近起きている事について気学的解説

2022年03月01日

今年は五黄土星が中宮に回座する年。一見すると暗険殺が無くて後天定位盤と重なって、『良い年?』にも見えますが、実は五黄土星の欲と力と破壊→リストラクチャリングの激しいエネルギーが世の中全体を被い、世相は荒れ模様になりがちです。五黄土星が中宮に回座すると言うことは、暗険殺が無いのではなくて、八方全てが暗険殺になると言うことなのです。

過去の五黄中宮年を調べると、上海事変、朝鮮戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦は何れも勃発が五黄土星中宮年。阪神大震災、伊勢湾台風、十勝沖地震、日本海北部地震、関東大震災、桜島の大噴火、有珠山噴火、三原山噴火、地下鉄サリン事件、チェルノブイリ原発事故etc.とまぁ災害や大事件は枚挙に暇がありません。
もちろん五黄中宮以外の年にも大地震や噴火は発生しますが、五黄中宮年には確かに多いです。

中でも朝鮮戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦の勃発が何れも五黄中宮年というのは驚きですね。ここ2年、コロナで世界は大混乱。五黄土星に『戦争』という象意はあるものの、『まさかこの現代に、矢玉の飛び交う軍事衝突が起きることは無いだろう』と私はタカを括っていました。
しかし・・・立春を過ぎて五黄中宮年が本格的に動き出すと、残念なことにいきなり始まってしまいましたね。

 
ロシアのボスは、三碧本命の方。今年はイケイケどんどん!のポジションにいらっしゃいます。加えて2月は六白金星に同会して上から目線で強気な行動に出やすい時期。一方今月は年盤坤方で歳破の付いた二黒の上に八白暗険殺が同会して月破付き。これは端的に言えば『状況が変化して国土がヤバい』象意です。更に今月は『国土』の象意を持つ二黒土星が中宮に回座して五黄土星に同会しています。これは『国土が欲と戦いに巻き込まれる』とも読み取れます。
時勢を読み込む時、ついつい自身の身の回り中心に考えがちですが、地球を俯瞰してみれば、確かに今、五黄の『戦争』そして『状況が変化して国土がヤバい』状況が発生していますね。

さて、それではこの先をどう読むか? ここから先は釈阿理が気学で読み解くフィクション物語。当たるも八卦当たらぬも八卦でお読みくださいね。

3月になると、三碧の方(ロシアのボス)は西に回座して七赤金星に同会し月破を持ちます。物事は思うように運ばず金融経済で苦しむと読みます。そして東で八白土星に被同会ですから、行き詰まりを感じることになりそうですね。同会・被同会共に剋気ですから、それこそ何をやっても上手く行かない傾向で、これはかなり厳しいです。

そして4月なるとロシアのボスの本命星は鬼門に回座して八白土星に同会。これは変化の象意で行き止まりや分かれ道に直面と読みます。気分にも変化が生じてきそうです。被同会は東で七赤金星。各国の経済制裁が強烈に効いてくるか、或いは裏でお金が動くとか・・・。そして未申の歳破の付いた二黒の上には六白金星。これはリーダーや完成を象意とする星。国土の問題は一旦この辺りで決着が付くのではないかと予想します。最終決着になるかは解りませんが・・・。4月もボスに取っては同会・被同会共に剋気で思い通りには運ばない星回りですね。

一方受けて立つ側の若き大統領。こちらはナント五黄土星本命星の方でした。月命星九紫でオシャレな上に頭もキレキレ、イザとなったらテコでも動かない頑固さと、みんなを巻き込むエネルギー、そしてブルトーザーのようなパワーを持ち合わせている方とお見受けします。これは『ナルホド納得!』です。コメディアン俳優から大統領へ、そして支持率低迷に苦しんでいた彼は、国家の危機に際して本来の能力を遺憾なく発揮しているようです。今は国民みんなが頼りにしている大統領。運気的にも今年がピークで周囲の注目を集めます。

・・・とここまで読み込んでの結論。これは案外三碧ボスの負け戦になるのかな? 三碧は勝たない限り立場が悪くなるのでちょっと大変そう。
善悪の判断は歴史に任せるとして、起きている事象を気学で読み解くと、星の示唆する内容とあまりに一致していて怖くなることが多いです。宇宙・大自然の持つエネルギーのリズムって、やはりあるのだなぁと思います。そして人間も自然の存在。だから間違い無くそのエネルギーの影響下にあるのでしょうね。五黄中宮の今年、例え世間が不穏な空気に包まれようとも、せめて自身は五黄のエネルギーを上手にコントロール&昇華して、悪い影響を受けないようにしたいものです。

May God bless all people.
釈阿理 合掌
 


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