幸せを呼ぶ魔法の法則～ハッピーオーラの素は「良いとこ探し!」

四月になりました。関東地方では、木々が芽吹きはじめ、道端の枯れ草もいつの間にか緑に。菜の花畑は鮮やかな黄色に染まり、桜の開花を待つばかり！春ですね～。

今日は『幸せを呼ぶ魔法の法則』の②回目。自身がハッピーオーラを持つための『良いとこ探し』についてお話しましょう。
当たり前のことですが、自分自身が良い心持ちでないと、ハッピーオーラなど持てません。それは気分に左右されるエネルギー（波動）だからです。ではどうしたら良い心持ち＝幸せな気分でいられるのか？と言うことですね。

これは『陰陽』の考え方を応用すると、案外簡単に見つけることが出来るのです。
この考え方が身につくと、世の中の見え方が変わってきますよ！

 
【陰と陽は表裏一体】
私はいつもこのようにお伝えしています。
陰だけ、陽だけの存在というのは普通はあり得ないと言うことです。

例えば、水が半分だけ入ったグラスがあるとします。
Aさんは『まだ半分残っている』と判断しました。
Bさんは『もう半分しか残っていない』と判断しました。

この例ではAさんはポジティブ（陽）的な判断。
Bさんはネガティブ（陰）的な判断をしていることになります
でもコップに入っている水はどちらも『半分』であって、状態は同じです。
即ち１つの現象であっても２つの見方が出来ると言うことであって、
『陰的な側面と陽的な側面』は一体として存在するということになります。

『良いとこ探し！』とは、この理屈を応用して、何事もポジティブな側面を探して、そちらに意識を向けることです。

こんな話を聞いたことはありませんか？
『渋滞に嵌まって飛行機に乗り遅れてしまった』　→　『乗る予定だった飛行機が墜落事故を起こし、逆に命拾いした！』
これは約40年前、520名の犠牲者を出した日航機墜落事故の際に本当にあった話です。

飛行機に乗り遅れたら、それはネガティブだと誰でも悲しくなりますね。
しかし『乗らない方が良い理由があったから、これで良かったのだ』と考えることが出来れば、気持ちを切り替えて、次の対応に取り組むことが出来ます。

これも良くある話･･･。『リムジンバスが遅れて飛行機に乗り遅れてしまった』
Aさん：『きっとこの便に乗るべきではなかったから乗り遅れた！』と考え、直ぐに対策を取り、次の便の空席をゲットした。
Bさん：『乗り遅れてしまった！』と呆然。『何故遅れたんだろう、1本前のバスに乗るべきだった･･･』と自分を責めて、ベンチに座り込んでしまった。

このケースでは、ポジティ分な面に目を向けたAさんは、被害を最小限に抑えられ、且つメンタルの被害も小さいですね。
でもネガティブな考えに支配されてしまったBさんは、多分メンタルのショックも大きく、直後の便の空席もゲットし損なう可能性が高いです。

これがもし、同じ新人研修に向かう同僚だったら？　二人の評価には大きな差が付き、Bさんは更に落ち込んでしまうでしょう。
『飛行機に乗り遅れた』という1つの事象に対して、陰と陽、どちらの側面に目を向けるかで、こんなにも大きな差が出てしまうのです。

『何をやっても上手く行く人』『要領の良い人』を観察していると、この陽の側面に目を向ける傾向が強いことが解ります。そして彼等は決まってハッピーオーラ、順調オーラを撒き散らしているのです。

朝、お茶碗を割ってしまったら、『縁起が悪い』ではなく、『新しいのに買い換えなさい！』と考えましょう。
苦手な仕事を押しつけられたら『嫌がらせかしら！』と考えずに『スキルを身につける機会』と考えましょう。
嫌みなことを言われたら、『嫌みを言われた』と考えずに『こういう言い方しか出来ないんだ、気の毒に』と思いましょう。
加えてその方の長所を探し出すことまで出来れば、100点満点！　誰にでも必ず良いところって有りますからね。

物事をポジティブに捉え直す事を続けていると、気持ちの切り替えが容易になり、次第に心持ちが安定して、少々のトラブルには動じなくなってきます。
この状態こそハッピーオーラ、順調オーラを出せる状態！

少し訓練が必要ですが、『ガ～ン！』とか『ショック！』とか、『やっちまった～！』と言う困った時に、無理矢理ポジティブな側面を探して声に出して言ってみましょう。１回で気持ちが切り替えられなければ、３回、５回と繰り返します。脳は自分の発する言葉を聞いて、それに影響されますから、何度か言っていると『そうだよな、まぁ良いか！』という気分になってきます。

失敗やトラブルは、誰にでもあることです。
検証と反省は必要ですが、どんなに後悔しても現実は変えられません。
であれば素早く気持ちを切り替えて、対策に取り掛かるのが賢明というもの。
『良いとこ探し！』はそのためのとても簡単な手段です。

ハッピーオーラを身につけて幸せを呼び込んでくださいね。

皆様に良いことがたくさん有りますように！
釈阿理　合掌
 

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