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釈阿理のひとり言

単純だけど実は凄い!【陰陽の法則】その2

2022年08月30日

今年、釈阿理の住む関東地方では、お盆の前からツクツクボウシが鳴き始めていました。ツクツクボウシと言えばヒグラシと並んで一番最後に出てくる蝉。例年よりも二週間程度早い登場でした。『今年は秋の訪れが早いのかな?』と思っていたらやっぱり。八月中半から秋雨前線の様なものが現れて、大雨や長雨、不安定なお天気が続きました。自然界の生き物たちには陽気の変化が解るのかも知れませんね。個人的には猛暑から解放されてホッとしている釈阿理です。

今日の話題は【陰陽の法則】その2。前回は『陰と陽は常にセットで存在している』と言うお話をしました。

今日はちょっと視点を変えて、【陰陽の循環法則】というお話をしましょう。

 
陰陽と言えば光と影、昼と夜、裏と表etc. ほぼ全ての事物事象に陰と陽が存在しているのですが、この陰と陽は常に固定されているものではありません。例えば【太った】という事実。多くの人は『太ってしまった』と否定的に考えるかも知れませんが、世の中には痩せ体型で太りたいと思っている人もいます。彼等にとっては『ヤッタ~!太ったよ~!』と嬉しい事実となるのです。そして一定の体重をずーっと維持することは、かなり骨の折れることなのです。

話を変えましょう。運気には底とピークがあります。ずっと底が続くことは無いですし、ずっとピークが続くこともありません。底とピークを行ったり来たりしています。この現象を時系列を追って描くと上下する波状の絵になりますし、時系列を外して描くと円になります。上の図は上がピーク=陽極で下が底=陰極となりますから、即ち陰陽は常にセットで存在し、循環しているとも言えるわけですね。

  時間を止められない以上、物事は常に波状に陰陽の循環を繰り返しながら変化し続けているということになります。昔から『諸行無常』と言われますが、こうして考えて見ると現世は変化する事の方がノーマルであって、ずっと同じであることの方が異常だと言うことが解りますね。
人間のアタマは、経験に依って得たデータに基づき物事を判断するように出来ています。ですから未知の事柄と既知の事柄であれば当然 既知の事柄の方が好ましいと考えます。それは命の保全にとって、未知の事柄は常にリスキーだからです。人間は本能的には『ルーティンの方が好き』って事なんですね。だから新しい事に取り組むときに億劫になってしまったり、変化を否定しようとしたりするわけです。納得!

あなたが今困難な状況にあるとしたら
その状況は永続的では無いと言う事を先ず考えて見てください。状況は必ず変化して行きます。但しそれは改善に向かうか、悪化するかと言う2つの可能性を含んでいますね。どちらなのか見分けるため為には、現時点が陰陽循環のどのポジションにあるかが解ると良いですね。

一方 あなたが今非常に好調な状況にあるとしたら
好調も決して永続的ではありませんから、何れどこかの時点で陰りが見えてくるはずです。そのポイントを見誤れば『こんな筈では無かった(泣)』ことになってしまいます。こちらもピークを見定めるために、現時点のポジションを知りたい所ですね。

陰陽循環上のポジションを測る方法は幾つかあるのですが、 釈阿理自身は気学を使って自らのポジションを測りながら諸事対応しています。問題を抱えてご相談に見えるクライアントさんにも、この陰陽循環のポジションをご説明し、これに応じた処世をアドバイスさせて頂きます。

現時点の陰陽循環上のポジションが良く解らなくても、前回お話した 『陰と陽は常にワンセット』と言うことと、今回お話した 『諸行無常』と『陰陽循環理論』を思い出して頂ければ、困難な状況に遭遇してしまっても 絶望せずに打開策を探す事が出来るでしょう。

世の中がもの凄いスピードで動いている現代、釈阿理も含め、誰もがエアポケットに落ちるリスクの中にあります。 人は考え方や見方を少し変えれば、メンタルも行動も価値観も大きく変わり新たな世界へと踏み出すことが可能です。是非あなたのより良い人生のために、『陰陽の法則』と『陰陽循環理論』をお役立てください。

今日のお話はちょっと難しかったかな? 釈阿理のお話をもっと知りたい方は、ページ下部の『LINEお友追加』してください。
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今年の中秋の名月は09月10日です。綺麗なお月様が見られますように!
釈阿理 合掌

 


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