釈阿理のひとり言

気学とShop308と尼僧のお話(2)

2021年04月13日

気学が導いてくれた密教の世界。

若い頃の釈阿理は『掃除機』とか『モップ』とまで言われるほどの憑着体質でした。気学の研鑽を積み、鑑定やご相談をお受けするようになっても、クライアントさんの負のエネルギーをど~んと被って具合が悪くなったり疲労困憊。気の悪い場所に行っても同様の事が起こります。不思議な現象や過剰反応に悩まされ、恐怖感がとても強かったです。

 
ある日のこと。首から背中に掛けて鉛が入った様に重く、気学の師匠に『先生、また貰っちゃったみたい』とお話したところ、『そうみたいね、何処かお寺か神社に行って祓って貰った方が良いわね』と仰います。ちょうどその時の吉方に訪れたことのある祈願寺があったので、早速そちらでお祓いをして頂きました。この一件が今日私が僧籍にあることの始まりだったのです。もちろん師匠も、当時対応してくださった僧侶の方も、ましてや私自身も、こんな展開になるとは夢にも思いませんでした。しかし後になって振り返ると、まるで仕組まれたような『流れ』が見えてきます。
当時の私はただ『トントンと進む成り行き』について行っただけですが、霊障に怯える日々から解放され、皆様に気学をお伝えする立場になった今、全ては必要なことだったのだとつくづく思います。不思議と言えば不思議な『成り行き』です。